忍者漫画・NARUTOの影響が明らかである。
しかしそれよりも際立つのは川火のキャラクター性の変化である。
従来の川火は自称ライバルであって、イモレンジャーの相手としては認められていなかったが、
今回初めて実力を伴った真のライバルとして描かれている。
「まともな」バトルに力を入れ、物語にシリアスムードを盛り込む試みであるが、
しかし戦闘を描くことだけに終始してしまっており、情緒や面白みが消えうせている。
リメイクは原作の持ち味と新要素とのせめぎ合いが焦点になることの好例であろう。


←戻る